アイホンVHXシステムを修理できずにお困りのお客様へ

アイホン社のVHXインターホンシステムの修理対応が2023年3月末で終了し、故障した場合は全システムの交換が必要になりました。マンションのインターホン設置から15年以上経過している場合は、修理ではなく交換を検討すべき時期です。

ワンポータルでは、お客様のマンションの状況に合わせて、最適なインターホン交換のご提案を行っております。VHXシステムの交換に関するお悩みや、修理から交換への切り替えのタイミングなど、様々なご相談に丁寧に対応いたします。

インターホンの不具合でお困りの際は、ぜひワンポータルにご相談ください。豊富な経験と知識を持つ専門スタッフが、お客様のご予算やご事情に合わせた最適なソリューションをご提案いたします。

アイホンVHXシステムとは?

VHX-DLM/B-TS

アイホンVHXシステムは、1998年から2016年まで販売されていた集合住宅用インターホンシステムのロングセラー商品です。マンションごとにシステム構成は異なり、以下のようなバリエーションがあります。

  • 音声のみのオートロックシステム(警報なし)
  • 音声のみのオートロックシステム(非常警報)
  • 音声のみのオートロックシステム(非常警報+ガス警報)
  • 音声のみのオートロックシステム(非常警報+ガス警報+火災警報 )  
    • ※火災警報付きの場合は特例対応、非対応型があります。

特筆すべき点として、このVHXシステム以降のオートロックインターホンシステムでは、建物の条件によって消防特例対応が導入されている場合があります。

消防特例対応とは、火災警報付きのインターホンシステムで220号特例と呼ばれるシステムを導入することで、火災発生時の近隣鳴動や全館鳴動等をインターホンシステムを介して実現させたシステムのことです。

特例対応のシステムを導入している場合、全体更新工事を行う際は、必ず同等レベルの特例対応システムで更新する必要があります。弊社では、施工前に所轄消防署への着工届、完工後の設置届を行い、消防検査を受けています。

2023年3月末で修理対応が終了

アイホン社が1997年から2016年までに製造・販売していたマンション用インターホンVHXシステムの修理対応が、2023年3月末をもって終了しました。

※参考 アイホン社の集合住宅用インターホンシステムVHXシステムのお取替え推奨のご案内

このため、VHXシステムを導入している集合住宅で、インターホン機器が故障した場合、基本的には全システムの交換を行うしか選択肢がない状況になっています。

お客様におかれましては、お使いのインターホンが故障し不便を感じておられる中、メーカーから修理対応不可との回答があり、大変ご心配されている折と存じます。

ワンポータルではVHXシステムを含め、インターホン全システムの交換に豊富な経験がございますので、迅速にご提案いたします。

インターホンお取替えの目安は15年

インターホン工業会の調査研究によると、集合住宅用インターホンシステムの一般的な更新目安期間は、設置後15年とされています。

この期間を過ぎると、メーカーからの部品供給が止まり、修理ができなくなる可能性が高まります。また、故障の発生頻度も急激に上がってくる傾向があります。

インターホンシステムの製造時期一覧
アイホン|総合カタログ2023-2025_B版 P231より引用

したがって、インターホンの設置から15年前後が経過している場合は、修理ではなく設備全体の交換を検討すべき時期と言えます。一方、15年以内であれば、メーカーの修理対応期間内であると考えられるため、修理での対応が可能でしょう。

お客様へ最適なご提案をいたします

設備の経年年数と故障状況を総合的に判断し、工業会の更新目安期間も参考にしながら、①修理(中古品を用いた交換)か、②全体交換かを決める必要があります。

ワンポータルでは、VHXシステムなどメーカー修理対応不可の状況も含めて、様々なご相談に可能な限りお応えできるよう体制を整えております。オーナー様のご予算やご事情に合わせた最適なご提案を心掛けておりますので、ぜひお問い合わせフォームなどを通してお気軽にご相談いただければ幸いです。

アイホンVHXシステム販売情報